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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

外環道・延伸工事の現場から

昨日28日、<外環事業に伴う大泉ジャンクション周辺地区安全対策等連絡会>が開催されました。外環の工事の中でも、大泉ジャンクション周辺は、関越とのジャンクション、目白通りのインターチェンジ、計4本のランプが走り、加えて外環の2(地上部街路)が通ります。地上からの開削工事が広範に行われ、地上・地下に複雑な構造物が設置されるなど、工事中から供用後も含め、地域への影響が大変大きな場所です。そのため、安全対策や環境対策を求める声も強く、そうした声を受け止める場の一つとして作られたのがこの連絡会です。国交省が設置し、練馬区も共同事務局を担うという形になっています。

連絡会の構成メンバーは、周辺の町会・自治会、そしそて学校関係者など。私はメンバーではありませんが、いつもオブザーバーとして話を聞かせてもらっています。昨日の連絡会では、外環本選を南に伸ばすためのトンネル工事の入り口となる立坑の見学がありました。
以前、議会の委員会で東名ジャンクションの立坑を見学したのですが、あちらは外環道の南端になります。したがって、立坑はトンネルの開始地点でもありますが、大泉の場合は、すでに外環道が北・埼玉方面からずっと走ってきています。したがって、ここの立坑は、新たにトンネルを掘り始める発端となるだけでなく、現にある道路とつなぐ接点でもあります。そのため、写真のように南北に長い形の立坑になっています。奥が南、東名方面。よく見ると、正面の壁に黄色で円が書かれています。外環のシールドトンネルの位置を示す円で、ここからマシンが掘り進んでいくことになります。円の直径は約16m。遠いので小さく見えますが、手前にある重機やトラックと比べれば、トンネルの、そして立坑の大きさが想像できると思います。
写真の左に移っているのがクレーンを載せる構台。この構台のさらに左に、もう一つ立坑があります。合わせると幅40mを優に超える、巨大な立坑です。
シールドマシンが動き出すのは、もうすぐ。そんな感じの現場でした。

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