説明会のやり直しが必要では?  ~都市計画道路補助156号線~

10月11日と13にの2回、「補助156号線 事業および測量説明会」が開催されました。11日は南大泉にある大泉第六小学校、13日は東大泉4丁目の大泉小学校が会場です。主催は、東京都の第四建設事務所。都市計画道路や河川の整備、管理に当たる出先の事務所です。

それにしても、大変な参加者でした。両日とも、おそらく300人近くの方が来場なさっていたと思われます。この手の道路事業の説明会で500人を超す住民が参加するというのは、異例なこと。それだけ地域の関心が高かったということなのでしょう。質問・意見も数多く出され、決して激しいトーンではなかったものの、その多くがこの道路事業に対する疑問や批判というべきものでした。156号線の整備に対する理解や合意は全く整っていない——説明会のまず第一の総括です。四建は、もちろんこのことを重々、認識したはずです。

しかし、道路事業に対する合意や理解が整っていない大きな理由は、主催者である四建の側の対応のまずさにも深く関わっています。率直に言って、とにかく準備と配慮が足りていませんでした。いや、安易な説明に流れていたと言ってもよいかもしれません。特に私が気になったのは次の点です。
①参加者の疑問や意見を幅広く受け止めるための工夫、配慮が足りなかった
②当該道路の必要性、特に基本となる交通処理機能から見た意義があいまいなままであった
③道路整備にともなう地域への影響、とりわけまちづくりとの関連が的確に説明されなかった
1つずつ見ていきます。

私は、もう何十回という単位で、この手の説明会に参加してきました。しかし、これだけ多くの参加者があり、したがって発言しきれなかったり疑問を持ち帰るであろう人がたくさんいる中で、アンケート用紙のひとつも配布されないという説明会は、おそらく初めてでした。参加者から指摘されて、四建の責任者である課長は謝罪・釈明に追われていましたが、これはあまりにお粗末です。後日、参加した人にアンケートを送るようなことも言っていましたが、受付でくわしい住所を書いていない人もたくさんいたでしょう。いつ郵送するのかわかりませんが、いずれにしても丁寧にご意見を聴く、理解を頂くという姿勢とは程遠い対応でした。

しかも、参加者からは、「うちには案内が届いていない!」というお叱りの声がいくつも飛び出しました。2回目の13日には、冒頭で案内に不手際があったことを課長が認め、謝罪する羽目に。実際に道路区域にかかっていると思われる地権者の中にも案内を受け取っていないという人がおられ、いったいどんな事務処理をしたのか、ちょっと信じがたい事態です。

これらは、説明会の内容というよりもその持ち方、形式に関わることですが、しかし、この2回の説明会は事業を進める際には極めて重要な意味を持つ場であり、大切なステップでした。それにふさわしい丁寧で配慮された開催・運営であったかと言えば、決してそうは言えない。私だけでなく、多くの参加者がそう感じたのではないかと思います。(続く)

|2018-10-17T16:24:14+00:002018年10月17日|コメント(2)

2 Comments

  1. ??? 2018年10月18日 at 22:31 - 返信

    アンケート用紙が配られた都市計画道路の説明会とは具体的にどこなのでしょうか?

  2. 池尻成二 2018年10月18日 at 22:41 - 返信

    コメントありがとうございました。記憶の限りですが、たとえば外環本線、外環の2、135号線などです。そのほか133号線や放射36号線などでもあったのではないかと思います。

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