開進第四小前に、バリアフリーの横断経路を ~決算質疑から~

練馬区議会第3回定例会は、残すところ3日となりました。あとは月曜日の決算特別委員会(会派意見表明と採決)と最終日・17日の本会議です。日々の議会対応に追われ、すっかり更新がご無沙汰になっていましたが、少しずつ議会の報告を上げていきたいと思います。

決算の質疑では、さまざまな課題を取り上げました。その中から、まずは「放射36号線と開進第四小学校」について。この問題のあらましは、以前、このブログで取り上げました。

➡ 開四小前は歩道・信号はなし!? ~放射36号線~

私の質疑と区の答弁を、録音から拾ってみました。「平面で横断できる道路構造」あるいは「バリアフリーに対応した横断施設」の設置を求めていくという区の答弁。大切な確認です。巨大な道路を引き受けなければならない地域の、最低限の願いの1つです。ぜひとも都には、受け止めてもらいたい。


池尻
環七から正久保橋を抜けて開進第一小のそばまで、放射36号線の事業が進んでいます。基本幅員40m、四車線。都施行のいわゆる骨格幹線道路ということです。40mも幅員があると、地域への影響は本当に大きい。たたとえば、開進第四小学校では、正門のすぐ前をこの道路が東西に走ります。道路の南側に住む住民、子どもたちはもちろんですけれども、地域の皆さんも、この巨大な道路を渡らないと学校正門に行けないという形になります。
ところが、東京都は、この正門前には横断歩道を造らない方針です。3月に歩道の整備計画案が第四建設事務所から示されましたが、その中では正門から東西に150m以上離れた場所には信号機のついた交差点ができるものの、正門前には信号も歩道もないという画になっています。大きな道路が人の往来のバリアになる典型のような造りになっているわけです。
都は、地域の声を受けて横断歩道ではなく「歩道橋」の設置について検討すると言っているようです。しかし、通常の歩道橋は階段で上り下りする構造になります。バリアフリーの時代におよそ逆行する施設ということで、全体的には歩道橋は撤去するという方向に動いてきていると承知しています。少なくとも、平面での横断歩道の設置についてさらに努力するか、あるいは歩道橋にエレベーターをきちんとつけるか。いずれかの対応が不可欠だと思っているところです。
道路事業で生ずる地域の分断を解消するための対策を講じるのは、まず第一に事業者である東京都の責任だと思います。とりわけ学校は地域の枢要な公共施設であり、開四小に至るバリアフリーに対応したアクセス経路を確保するために、都は事業者としての責任を果たすべきと考えますが、区の認識をお聞かせください。

東部地域まちづくり課長
放射36号線の歩道の整備計画案につきましては、現在、工事を進めております平和台駅方面の放射35号線と同様に、東京都が地元の意見を伺いながら策定したものでございまして、開進第四小学校に向かう南北道路につきましては、地形の高低差が大きく横断歩道が設置できないために、道路の事業者である東京都が横断歩道橋の設置を検討することとしています。区はこれまで検討経過や計画の内容について東京都から報告を受けてきましたし、地元のまちづくり協議会においても東京都から説明を受けたところでございます。区からは、東京都に対し、沿道住民だけでなく広く地域に対し説明を行い、意見聴取することを要請してまいりました。加えて、平面で横断できるような道路構造の検討、それから横断施設を設置する場合には地下道も含めて検討することやバリアフリーにも配慮することなどを要請しております。東京都からは、口頭ではございますけれども、整備方法を今後検討することや説明会の開催も視野に入れた検討を行うとの回答を受けてございます。区と致しましては、引き続きまちづくり協議会や町会などからもご意見を頂いておりますので、こうした声を東京都に対し地域要望として伝えるとともに、地域の意見聴取を十分行い、道路計画に反映することを東京都に要望しており、今後も引き続き同様に取り組む考えでございます。

|2018-10-12T19:54:26+09:002018年10月12日|コメントはありません

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