新しい道路が、また1本… ~補助156号線説明会を前に~

新しい都市計画道路事業が、またひとつ動き出そうとしています。今度は「補助156号線」。東端は、目白通り(放射7号)で、いわゆる大泉街道はこの156号線の現道ということになります。大泉街道が大泉学園駅の北側で大泉学園通り(補助135号線)と交わる交差部から西は、現道がありません。都市計画線は、西東京市との市境まで行き、そこで西東京市の都市計画道路「西4・3・13号線」とつながります。こちらは新座市との都県境までの路線で、既にほぼ完成し供用されています。
今回、事業および測量説明会が開催されるのは、156号線のうち135号線との交差部から西東京市境までの約1,410m。町名で言うと、東大泉4丁目、南大泉5・6丁目、そして西大泉1丁目を通る区間です。幅員は16m、双方向2車線の道路で、施行者は東京都です。

都施行とはいえ、なんとも唐突感の強い事業化の動きです。議会での区の答弁の端々に事業化が近いのではと感じさせるものはありました。しかし、まさかこの時期にというのが正直な実感です。何より、現道が全くと言ってよいほど存在しない区間です。地域的には、大半が第一種低層住居専用地域です。16mの道路、そしてその両側おそらく30m幅で用途地域の見直しが入るという道路事業が地域にもたらす影響は、決して小さくはありません。道路新設に対する地域の理解と協力は、得られるのか??

東京都は、都市計画道路の見直しには極めて消極的です。都市計画道路の必要性に関する議論もまた、極めて閉鎖的です。都市計画で決まっているとはいっても、大半が半世紀以上前の計画です。当時の計画がどの程度の必然性と根拠に基づいて線引きされたのかもまったくもってあいまいですが、これだけ宅地化が進み、道路交通やモータリゼーションに対する社会の受け止めも様変わりした中で、道路事業を進めようとするならば、一からの説明責任を果たすべきです。論点は大きく3つ。①道路整備の効果、②道路整備による影響、デメリット、③財政面や地域合意など道路整備の実現可能性、です。しっかりした説明がなされなければ、安易に事業化することは許されないと、東京都にはよくよく自覚をしてもらいたいところです。

事業と測量の説明会が今週末、行われます。私も参加します。明日明後日(27,28日)に予定されていた補助156号線の説明会は、「延期」になりました。「台風接近で、参加者の安全を考慮し」というのが理由です。再設定の日程は未定とのことです。

※下の図は「用途地域図」。左右に走る青い線が補助156号線です(交差する南北の線は230号線)。水色は第一種低層住居専用地域のエリア。156号線の位置には、ほとんど現道がないことも見て取れます。

|2018-07-26T11:37:47+00:002018年7月25日|コメント(0)

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