ふるさと文化館は、本館・分館とも、なかなか魅力的な企画を重ねてくれています。区民の自主企画も含め、よく足を運ぶようになりました。
先日、議員ポストに『研究紀要第1号』という冊子が入っていました。ふるさと文化館の学芸員の方などが調査研究の成果を取りまとめたものです。第1号ですから、もちろん初めて。第1号ですから、もちろん、これからも続いていくのでしょう。
巻頭は、分室館長・山城さんの『石神井談話會の時代』。石神井談話會は、檀一雄や竹谷三男、五味康祐などが発起人となって1952年に発足した、その名の通り「石神井」にまつわる文化人、学者、市民の組織ですが、実はこの談話会のことを知ったのもふるさと文化館の催しでのことでした。
そのほか3つの論文、レポートが掲載されています。内容は質量ともにこれから、なのかもしれませんが、こういう努力はいいですね。地域に根差した文化の底上げをしていくためには欠かせない仕事。歓迎です。
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