「緊急事態宣言」延長の中で ~東京都の新たな“戦略”~

緊急事態宣言が延長されることになりました。これまでの様々な対策の延長を基本としつつ、新しい動きも出て来るでしょう。そう思っていたところに、東京都の方針が明らかになりました。5日に開催された東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議で示された『新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた当面の都政の運営について』です。

→東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議(2020/5/5)資料は こちら

「当面の都政の運営方針等」を副知事名の『依命通達』としてまとめたものです。「新型コロナウイルス感染症対策に注力する新たな体制に移行する」とし、「新型コロナウイルス感染症との戦いを乗り越え、未来の東京を切り拓く集中的・重点的な取組」を前面に掲げることで、戦略的な転換を意識的に打ち出したものとなっています。
その内容の詳しい評価は改めてとして、特に今後、都政、都内各自治体の行政に大きなインパクトを与えるのではないかと思われるのが、「集中的・重点的な取り組みに注力するために休止する事業」の頭出しに踏み込んでいることです。「市街地再開発などの都市開発の推進」、「街路整備」などの大規模公共事業の見直しも視野に入っています。言うまでもなく、練馬の「まちづくり」とりわけ都が深く関与している様々な事業のフレームにも大きな影響を及ぼすかもしれません。
以下、副知事名の『依命通達』から抜き出しで紹介します。


新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた当面の都政の運営について(依命通達)

第2 集中的・重点的な取組を進めるための執行体制の整備
(1)現下の状況を踏まえ速やかに休止する事業
① 人と人との接触による感染リスクが高いと考えられる事業 (中略)
② 集中的・重点的な取組に注力するために休止する事業
都民の生命・財産への直接の関連性が低く、直ちに取り組む優先度が低いと考えられる事業のうち、未着手、未発注、一時停止が可能な事業は、原則延期又は中止する
<具体的な事業の例>
・築地市場跡地の再開発手続き、区画整理、市街地再開発など、都市開発の推進等に関する事業
・都民の城の改修、都立学校の改修、街路整備、都営住宅の建替えなどの施設整備又は計画修繕 以下、略

|2020-05-05T21:20:45+09:002020年5月5日|コメントはありません

コメントする