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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

23区区長会の「友好親善」旅行

 昨年の10月、このブログで宝くじ収益金を使った「オリンピック招致」活動について書きました。

     ➠「宝くじ」と区長会
     ➠「宝くじ」と区長会(その2)
     ➠「宝くじ」と区長会(その3)

 オリンピック招致そのものをどう考えるかは、これは、それぞれの価値観や政治的な立場、判断の問題です。私が特に問題にしたのは、このオリンピック招致に「宝くじ」の収益金が充てられること、そしてそこに「区長会」が大きな役割を果たしていることです。「宝くじ」の収益金は、適切かつ公正に管理され支出されているのか。「区長会」はどんな根拠と権限に基づいて、巨額の資金を預かり支出しているのか?

 3回目の記事にも書きましたが、区長会は市長会などと共同で宝くじの収益金を使って中国への“国際親善”旅行を長年、続けてきていました。この事業は「オリンピック招致」事業と違って、各区の議会でおおやけに報告されたり検証されたことはまったくありません。どんな事業で、何のために行い、そしていくらが何に使われたのか? たいへん気になります。
 11月7日、私は区長会に対して以下の資料の提供を文書で要請しました。

東京都区市町村振興協会からの助成を受けて23区区長会が実施している日中友好交流事業について
1.2006~2011年度の各年度ごとの決算額ならびに事業報告書(区町村振興協会あてに提出された実績報告書)
2.2010年度と2011年度について、支出の明細を記した経理報告書ならびに支出を証明する書類(領収証等)

 要請からもう丸2カ月が過ぎました。区長会は説明責任を果たさないのでしょうか?

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