110mのビル、2万台の車…「まち」の未来が見えない ~石神井公園駅南口「再開発」~

年末、石神井公園駅を取り囲むエリアに、私の「かわら版」を配布しました。地域にこだわった発信ツールとして、いくつかの「かわら版」を出しているのですが、今回は「三宝寺かわら版」と「八の釜かわら版」の合併号のイメージです。

テーマは、石神井公園駅南口の「まちづくり」。まちづくりといっても、実態は幹線道路の整備、そしてそれと一体となった再開発ビルの建設です。再開発ビルは、高さが110mにもなることが議会での答弁で明らかになりました。当初、再開発準備組合が描いていた130mよりは少し低くなりましたが、地区計画の高さ制限をはるかに突破する超高層であることに変わりはありません。一方の都市計画道路232号線は、都の推計で1日当たりの交通量が2万台を超えるとされていることが分かっています。わざわざこれだけの大量の車を駅前に呼び込むなんて、今どきの駅前のまちづくりとしては信じられない発想です。
しかも、道路区域にある大鷲神社を管理する宗教法人から、神社の再建のために再開発を求める陳情が議会に提出されました。宗教法人からの、しかも宗教施設の「再建」を求める議会陳情とは、前代未聞。大鷲神社への地域の思いはよく知っていますが、ことは区が深く関与する市街地再開発事業です。宗教と政治のかかわりをどう考えるべきか。再開発の目的や区の関与の是非に立ちか上って、議論をせざるを得ない事態です。
地域からも、地権者からも、商店街からも、異論噴出のこの「まちづくり」。しかし、区はあくまで押し通そうとしています。いけませんね。出直すべきです。
|2017-01-04T22:24:00+09:002017年1月4日|コメントはありません

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