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「区長公選」の時代 ~練馬区のもう一つの“独立”~

区議会第2回定例会は、今日の本会議でいくつかの議案を先議として処理したのち、明日から事実上の“休会”に入ります。都議選があるからです。都議選の投開票の翌日から、人事と議案の最終的な議決の日程に入ります。

本会議終了後、議員の皆さんがさっそく散っていった後、控室で『区議会だより』のバックナンバーをめくっています。1974年7月14日。臨時号です。
1960年代から70年代にかけて、区長「公選」は、区議会、区民の悲願でした。当時、区長は都知事の同意を得て区議会が選ぶことになっていました。戦後の憲法で自治体の議員は「直接選挙で選ぶ」とされたのに、23区は都に従属したまま、区民は区長も選べない。1947年、板橋区から分離して23番目の区として誕生した練馬区ですが、自治体として真の意味で“独立”したのは、この区長公選を獲得した時だと言うべきかもしれません。

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