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辛い… ~光が丘四中・鈴木校長のこと~

25日、光が丘四中の校舎屋上、校旗が半旗掲揚になっていました。学校長の鈴木秀親先生が22日に亡くなったと。51歳の若さです。

『光が丘新聞』のWebサイトに、鈴木校長の記事が出ていました(こちら)。
――座右の銘は「人生の最も苦しい、いやな、辛い、損な場面を、真先に微笑みをもって担当する」。母校玉川大学のモットーでもある。
21年間の教諭を終え心に残る生徒は「野球部の教え子。野球オンリーでその方面に行くのかなと思っていたんですが、教員に、思ってもみなかったのでびっくり…」
趣味は自宅での野菜作り柔和な横顔を見せた。――
鈴木校長は、9月に入って体調を崩し休職をしておられたとのこと。何があったのか。どういう病状だったのか。よくわかりません。ただ、四中「廃校」をめぐる過労、心労が災いしたのはまちがいないことでしょう。
一つの学校を廃止にするということは、どの学校であれ、たいへんなことに違いありません。しかも、配慮を欠き、道理も通らず、およそ教育的ではないこのやり方は何だ? そう思い続けてきた私としては、悔しく申し訳ない思いを抑えることができません。
鈴木先生とは、お目にかかったことはありません。お亡くなりになったことを書くべきかどうか、迷いました。しかし、保護者と子どもたちにも伝えられ、そしてあえて掲げられた半旗を目にして、区政の末端にいるものとして、胸のざわつきを消すことはできませんでした。葬儀は、故郷の三宅島でとのこと。あらためてお別れする機会がないだろう今、せめて心からご冥福をお祈りする、その気持ちを書いておきたいと思いました。

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