Access
池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

議会の改革を一歩ずつでも ~『議会運営に関する緊急要望』~

区議会第3回定例会が始まる直前、8月27日に『議会運営に関する緊急要望』を議長あてに提出しました。区議会会派・市民の声ねりま(池尻成二、岩瀬たけし)としての要望です。
練馬区議会では、これまで主に幹事長会を中心に議会の改革が検討されてきましたが、残念ながら、目に見える形での実感できる変化はなかなか見られません。市民の声ねりまは幹事長会・議会運営委員会に参加しておらず、直接、議会改革の議論に参画する機会を持ちませんが、議会での議論が前に進むことを願い、今後、機会をとらえ具体的な提案をしていきたいと考えています。今回は、緊急性と実現可能性の高いものを中心に取りまとめてみました。
要望書で記した事項を以下に再掲します。要望書は、議長の取り計らいで各幹事長会派に回覧されたとのことですが、その後、幹事長会で具体的に検討する機会は持って頂けていないようです。私たちの要望に限らず、それぞれの会派から要望、提案等がなされ、一つでも二つでも改善が図られていくことを切に期待しています。

要望事項
1. 区民にとってより身近な議会とするために
練馬区は、附属機関等の会議の公開および区民公募に関する指針に基づいて、その附属機関等の会議における会議資料の閲覧、会議開催の告知などに取り組んできた。区議会における会議開催に当たっても、少なくとも区の「指針」と同程度の公開性、傍聴者への便宜の提供に努めるべきである。
① 委員会の傍聴者に対して、案件表を配布すること。会議資料についても、閲覧可能なように一定数を用意すること
② 直近の委員会の日程と案件を事前に公式ホームページで告知すること
③ 受理された請願・陳情の一覧(件名、付託委員会、審査の経過など)を公式ホームページに掲載すること
2. 議会の議論をより充実したものにするために
① 条例改正議案の新旧対照表を、遅くとも委員会質疑の前日までに配布すること
② 請願・陳情の審査を計画的に、また時機を逸さず行うように努め、原則として、一度も審査されないままに期末を迎えることがないようにすること
3. 議会事務局のあり方等について
議会をより活発で充実したものとするために、議会事務局の体制と機能の強化は不可欠である。また、議会の職員である議会事務局職員の人事管理、職務分掌の整理、研修等についても見直しが求められている。
① 各議員・会派との協議を踏まえ、練馬区議会として、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律10条第1項に定める「対応要領」を制定すること
② 施設面や会議運営におけるバリアフリー対応を検証し、必要な改善を図ること
③ 議会事務局職員としての専門的な研修を計画的に進めること
④ 議員控室の使用済み茶器の洗浄を庶務係の職務としないこと
以上

コメント