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広がる「開発」、急減するみどり ~地区別の緑被率~

昨年度に行われた『緑の実態調査』の結果については、一度、このブログに書きました。

     ➡消える緑、さらに一段と ~みどりの実態調査2016~

実態調査の内容について、いくつかの視点から紹介していきたいと思います。まずは、「地区別の緑被率の推移」。前回の調査、2011年からの5年間で、それぞれの町ごとに緑被率の増減をまとめたものが次の図です。赤色の濃いところが、減少幅が大きな地区。2%以上減少しているのは西大泉、東大泉、石神井台、関町・立野、土支田など。報告書が認めているように「区の西部で大きく減少」しています。

5年前、2011年の実態調査の時はどうだったか。2011年の調査結果をさらにその5年前、2006年と比較したものがこちらです。色付けが少し違うので比較しづらいところがありますが、しかし、この5年間での状況の激変ぶりは驚きです。今回の調査で2%以上緑被率が減少した石神井台や関町・立野、東大泉などは、5年前はむしろ緑が増えている地区だったのです。

この激変を呼び起こしたのは、まちがいなく、「開発」、道路整備や宅地開発の進行です。練馬のまち、練馬のみどりは、本当に大きな転換点に立たされています。

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