新しい年

 暦が替わり、三が日も終わり、4日は仕事始め。正月も休みなく仕事をしている人、正月も、いや正月こそ仕事を探している人も少なくないとはいえ、けじめの始まり。本年もどうぞよろしくお願いします。

 昨年は光が丘病院問題に関わって、一気に20年余の歳月をさかのぼったような気持ちに何度かとらわれました。医師会立病院が破たんし、その後の病院再建のあり方や手法をめぐって激しい議論が区民の中でも区議会でも繰り広げられた21年前、1991年。あのときが、私の最初の区議会議員選挙でした。
 91年の初挑戦から、選挙に出ること、昨年で6回目となりました。3回続けて落選し、今度落ちたらもうあきらめろと皆から言われ自らも言い聞かせて臨んだ2003年の選挙で初当選。それからでも、9年になります。91年の選挙で初当選し、今期で6期を重ねた議員も何人かいらっしゃる。当選落選は雲泥の差とはいえ、同じ時期に区政を見つめてきたという意味では私ももう“ベテラン”の部類かもしれません。
 そんな中での光が丘病院問題。私の選挙、いや区政に対する関わりの原点の一つでもある21年前が鮮やかに脳裏によみがえって、どこか痛切な感情にとらわれます。そうだ、こうやって自分は挑戦を始めたんだ。そんな思い。この20年あまり自分に何ができたのかという、そんな思い。悔いも反省も、なんど繰り返したことか。ささやかな勝利の経験を押し流すような無数の敗北を幾度、重ねたことか。
 でも、20年も一つの道を歩き続けると、歩いてきた道を振り返れば一つの軌跡がはっきりと見て取れるものです。そして、その中で今の練馬区政を見つめ返すとき、私は本当に深刻な思いに駆られます。区政は、今、確実に劣化している。歪んでいるとか間違っているとか、それだけではなく、エネルギーや弾性を失い、枯れ、涸れてきている…。区の理事者の中にも、ここに来てずいぶん顔触れが代わってきているとはいえ、この20年の区政を肌で感じてきた人はたくさんいます。そうした皆さんは、今をどう感じているのだろう。
 練馬区政は、本当に、立て直されなければなりません。国の政治全体がそうであるように、主権者であるはずの市民は、みずからの力で、閉塞感と無力感を一掃しなければなりません。2012年、挑戦は続きます。がんばらねば。

|2012-01-03T23:14:00+09:002012年1月3日|コメントはありません

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